令和2年度ボランティア人材育成事業
2020ちばおもてなし隊 ビルドアップステージ
~中高生のボランティア活動を確かなレガシーに~
主 催:千葉県
受託者:特定非営利活動法人生涯学習応援団ちば
業務の目的
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催が来年になることを踏まえ、これまでの2020ちばおもてなし隊で中学生・高校生・大学生が
提案し、実践してきたおもてなし活動の成果を集約するとともに、更なる新たなおもてなし活動の提案等を通じ、日本と千葉県を訪れる海外からの選手やお客様を対象にしたおもてなし活動の準備を進め、若い世代の参加機運醸成と人材育成を図ります。
事業概要
1 世界からのお客様を迎える準備を進めよう
東京2020オリンピック・パラリンピックでは、千葉県で8競技が開催されるほか、県内の多くの自治体で事前キャンプの実施が見込まれます。そこで、大会参加選手や成田空港から日本を訪れる海外からのお客様を千葉らしい「おもてなし」の心で歓迎するための準備を、自治体をはじめ多くの方々と協力しながら進めます。
(1) ワークショップ「私たちのおもてなし」(仮称)の実施
中学生・高校生と大学生たちが、来年のオリンピック・パラリンピック時のおもてなしや、事前キャンプを行う予定の自治体での歓迎イベントを検討・提案するための意見交換・検討会を、中学生・高校生に自治体関係者などを交えて開催する。
このワークショップでは、事前に希望する中学生、高校生たちがワークショップの運営側 に参加して大学生と一緒に企画や運営に参加できるようにします。
【実施時期】
事前準備・企画 令和2年7月以降
ワークショップ開催 令和2年11月(予定)
※ 開催にあたっては、新型コロナウイルス感染防止の観点からオンラインによる開催も検討します。
(2) おもてなし動画コンテストの開催
若い世代から千葉を盛り上げ、1年後となった東京2020大会で、国内外からのゲストをより良いおもてなしで迎えられる準備を進めるために、新しい生活様式が求められる今だからできる「動画」コンテストを開催します。
コンテストでは、千葉の中学生から大学生の皆さんより、2021年に「こんなおもてなしをしたい!」「こんなおもてなしはどうかな??」といった「おもてなしのアイディア」や、皆さんのちばの好きなところの魅力・自慢の発信、コロナで頑張るちばへのエールを動画で募集します。
【テーマ】
千葉の魅力・千葉ならではのおもてなし
【名 称】
おもてなし動画アワード2020 ~わたしたちの「おもてなし」~
【募集部門】
①わたしたちの「おもてなしビジョン」 《1秒~90秒以内》
オリンピック・パラリンピック開催時に、こんなおもてなしをしてみたい、こんな風に選手やゲストを迎えたいというアイディアを動画で募集します。
②私の好きなちばの自慢! 《1秒~3分以内》
地域をテーマに、地域ならではの自慢のおもてなしや、地域の魅力・文化の紹介動画を募集します。
③特別編「がんばれ!ちばへのエール」 《1秒~90秒以内》
災害や感染症など負けずに頑張る千葉への応援メッセージを動画で募集します。
【主な予定】
令和2年8月~10月 応募作品募集
令和2年11月 ワークショップ、審査会などで優秀作品等の選考
令和3年2月 フォーラムで表彰式及び優秀作品・アイディア紹介
【その他】
○応募者全員に参加賞を贈呈
○優秀作品などには賞状のほか副賞(図書券など)を贈呈
○応募作品は千葉県のホームページその他SNSなどで公開
2 2020ちばおもてなし隊の提案の実現と活用
これまでの2020ちばおもてなし隊活動の中で中学生・高校生・大学が提案し、実現を目指してきたものを確かなものとし、今後に繋げるための活動を進めます。
また、取組みの紹介では動画の活用などを目指します。
なお、取組みの紹介や、活用を目指すものは次の通りです。
(1) バリアフリーマップ作り
(2) 地震リーフレットを作ろう ~日本を訪れる旅行者に安心を~
(3) やさしい日本語でコミュニケーション
(4) 日本文化体験
思い出のコマづくり
太巻き祭り寿司でおもてなし
(5) パラコネクト事業
パラコネクト事業の普及・促進
3 ボランティア・おもてなし情報発信の充実
(1) 「おもてなし隊広場」の参加者の拡大と内容の拡充
2020ちばおもてなし隊のLINE公式アカウント「おもてなし隊広場」の拡充を進めます。
おもてなし隊広場は令和元年9月からスタートした取組みで、この広場で参加者が出来ることは ①ボランティア活動やおもてなし活動の情報を得ること、②広場参加者の意見や提案をおもてなし隊の企画に反映させること、③希望者はおもてなし隊の企画・運営に加わっていただけること、などです。
今年度は、次の取組みを進めます。
1)新規参加者の募集
2)情報発信内容の充実
(2) 情報発信・情報活用の多様化・高度化のための検討の推進
高校生、大学生を始め様々な団体等の協力を頂きながら、現在の「おもてなし隊広場」からボランティア情報発信・情報活用について、双方向のコミュニケーションができるシステムへのバージョンアップを進め、来年度からの実用化を目指します。
この検討にあたっては、双方向性、若い世代の参加及び安全性などに配慮します。
4 フォーラムの開催
ワークショップの開催結果を踏まえ、オリンピック・パラリンピックに向けたボランティア・おもてなし活動の準備を確かなものとし、併せて大会終了後も、中学生・高校生・大学生が実践しボランティア・おもてなし活動を確かな財産(レガシー)とすることを目指して開催します。
【テーマ】
・ワークショップの開催結果について
・おもてなし動画アワード2020表彰式及び優秀作品・アイディア紹介
・オリンピック・パラリンピックで参加したいボランティア活動とその後について 等
【実施時期】
令和3年2月予定
【参加対象】
希望する中学生~大学生、都市ボランティア体験プログラム応募者及び一般
【その他】
開催にあたっては、新型コロナウイルスの感染状況などに留意します。